冬はあったか、夏は涼しく快適に‼️

「冬はあったか、夏は涼しく」今では当然のことですね。当社でも最高の高気密・高断熱を実現させることで、みなさまに快適な生活をお届けできるように設計していきます。

 断熱方法は大きく2種類あります。「充填断熱」と「外張り断熱」です。
 今回は「充填断熱」の中でも高性能グラスウール断熱材と現場発泡断熱材をご紹介していきたいと思います。

 高性能グラスウール断熱材はガラスで出来た羊の毛のことです。ガラスで出来ているので燃えにくく、湿度にも強く、細い繊維なので高い防音性能も兼ね備えています。無機質なのでノンホルムアルデヒドです。ホルムアルデヒドは、合板の接着剤に含まれる揮発性の物質で、アレルギーを起こす原因のひとつです。ホルムアルデヒドが発生しないため、空気がキレイで発癌性のリスクも皆無と言っていいでしょう。

 現場発泡断熱材は、柱など複雑に組み合わさっている構造材の間などに吹き付けて発泡材を隙間なく充填する工法です。結露を防ぐことができ、建物の耐久性を高めます。同時に気密性をたかめることで、冷暖房費を抑えることができます。全国各地の断熱基準を大きく上回る施工をご提案します。

 外部面に貼る防水シートも、高性能透湿防水遮熱シートをご提案しています。名前の通りで家を極細の繊維でできた素材でラッピングして防水するとともに家の湿気は外ににがして結露を防ぎます。極細の繊維にアルミを施すことで、熱を反射する遮熱効果も得られます。

 冬はあったか、夏は涼しく快適にすごせますね。次回は窓についてです。

一級施工技士 加藤 翔