子育て③

義務教育とは国民みんなが習得していないといけない課題をクリアする場です。しかし実際そのような理念で実践されているとは言えません。ダメな者は切り捨てる社会です。そんな社会を生き抜くために子ども達に『やればできる』精神を徹底して染み込ませてあげなければいけません。

さて、友達は人生の一時期を共にする大事な存在です。中学生の頃に大切なことは、仲間とつながることです。その中で与えられる存在から、与える存在に変わることです。今まで与えられた存在であったのが人に感動や憧れや生きる素晴しさを与えられる存在に生まれ変わる時です。与える存在になるのは大変なことです。でもみんな思春期の子どもにはそうなって欲しいと思います。人間の成長にとって大変重要な時期と言えます。この時期まわりに見守ってくれる友達、もちろん親を持つことが大切です。

次は青年期の課題、アイデンティティーの確立についてです。自分は何を目指していきるのか、自己の確立に向かう時です。この時大切なのは自分の人生のあり方を本人が決めることです。それをじゃまする親や周りの人が多いこと…自分の人生は自分で決められるまさに子どもの心・信念・未来への希望は、やはり本人自身が決めることが大変重要です。子どもは親の道具でもおもちゃでもないので、青年期のその子どもとしての自己決定を本当に大切にしないといけないと心の底から訴えたいと願ってやみません。その代わりに自分の人生を決意したら何があっても自己の想いの力でやりきる人生と仲間を持って欲しいと心から願います。さあ、いよいよあなたにしかない貴方の世界のスタートです。多くのライバルや応援者、人生を学べる人に出会って80年前後価値ある時間をつくり、日本や世界を背負って生きて欲しいです。善き人として!

コーディネーター 田中貴士