ティファニーブルーの海に面した
リゾート🏝の建築物
モルディブに行ったときに感じたことです。みなさんの家作りのコーディネートに生かしていきたいです。泊まったのはモルディブにあるフォーシーズンズのリゾートホテル「ランダーギラーヴァル」です。私が3週間の滞在した活気に満ち、開放感にあふれた空間と海と一体化された部屋で出会ったことについてふれていきたいと思います。
先に、このリゾートについてふれておきます。ユネスコの生物圏保護区のバア環礁にあります。まわりは溢れんばかりの自然。ティファニーブルーの海で悠々と泳ぐマンタ。見渡すばかりの白砂のビーチ。塩分濃度は34ppm。生い茂る緑の木々。日差しはほとんど毎日す澄み渡っていました。
建築から見たとき、コンセプト「モルディブの大自然を限りなくありのままに生かす」の通り、部屋は海にむかって大きく開き、海辺の風景がリビングルームと重なり合っていました。ある部屋は開口いっぱいに間口を持つオープンルーム。スムーズに一体化された壁や天井は、南側に張り出した庇となり、緩やかなカーブを描いていました。庇の上の屋根は南洋植物の葉が敷き詰められていて、軽やかでした。
室内外のディテールについて。感動したのが、本物のサンゴを使った壁。また、配色はターコイズブルーと白で構成されていました。白砂の海岸に向かって続くテラスはテーブルから椅子まですべてが真っ白。ウリンで作ったデッキも調和していました。天井はこれもまたブルーで高さは3.5mと非常に開放感に溢れていました。床は広葉樹のフローリングで素足に涼しさが伝わってきました。
夜は、無数に輝く星とガス式の炎が浜に置かれていて椰子を照らしていました。のんびりとできた旅であり、これからの家づくりに役立つ旅でした。
次回のブログの記事は何にしようかな?楽しみにしていてくださいね。では、失礼します。
Four Seasons Resort Maldives at Landaa Giraavaru
https://www.fourseasons.com/jp/maldiveslg/
コーディネーター 太田早紀